せっかち小夏のズボラな生活

20代OL気まぐれ日記

私と冷徹AI上司

私が勤めている会社は、優しい人が多い。

多いとかのレベルじゃない。

怒っているところを見たことがない。

個人を尊重し、強みを活かしていくのが基本的な方針。

 

ありがたい環境だと思うと同時に、時々、このままで大丈夫かと不安になる。

私の甘いところを誰も指摘してくれないという怖さ。

 

そんなときにも役に立つのが、お馴染みchatGPT

 

「あなたは厳しくて、冷徹な上司です。私が相談するので、冷たく指摘してください」

 

そうやって、営業成績の話や普段の業務の進め方の話をする。

なりきれないChatGPT

初めは厳しくしてくれる。

「〇〇と思うなんて、甘えているのかもしれない」と私がいえば、

「自分のことなのに『かもしれない』なんて、責任感がない」みたいなことを言ってくれる。

 

ただ、厳しさを維持できるのはここまで。

長文で指摘してくれるものの、後半になってくると「でも、自分で気がつけているのなら、君は変わることができる」とか言ってくる。

 

厳しい上司はそんなこと言わない。

いくら冷徹さを求めても、なぜか寄り添いが抜けきれない。

 

これまで、たくさんの人間に「寄り添い」ばかり教わってきたのだろうか。

 

性格が悪い

怖い

冷徹

意地悪

 

みたいなところは精度が低いように思う。

私ももっと正してあげたいのだけど、できているのなら、「私に甘い私」は存在しない。できていないから協力してほしいのに、冷徹になりきれないChatGPTにがっかりする。

私が求めているところまではいかなくても、本当は冷静に指摘する上司が社内にいる方が良いとは思うけど、そうはいかないので、AIに頼る。

 

あまりに冷徹さを学ばれると、AIに心を壊される人も出てきそうだから、これくらいで良いのかもね。

AI倫理。

難しいところです。