
今回の新婚旅行のお目当ては「食」
あれもこれも食べたいとリストアップはしたものの、食べられる日数は限られている。街を観光している間に食べたいものもあるかもしれないし……。
そんなわけで私たちは「夕飯だけ予約」の選択肢をとった。
夕飯だけは、リストアップされているものを必ず食べるプランに。
せっかく念願のイタリア旅行なのに、
混んでいて入れなかった
決めきれず……
やっぱり初めての場所で予約なしで入るのは……
なんてことで食べたいものが食べられないなんてことがないように、最低限は押さえておく。
予約したのは下記3店舗(2025年10月時点)
観光地の王道なところこそ予約をしておかないと、キャッチに惑わされてしまうので、それを見越して3日分の夕飯は予約しておいた。
ローマの1日分は、カルボナーラ発祥の店と言われているLa Carbonaraだけは、予約不可だったので、開店時間に並ぶことにした。
夕飯が決まっているというだけで、「少なくとも夜ご飯は美味しいものが食べられる」という安心感があり、海外旅行初心者にはアリな選択だった。
「夜ご飯だけ」が我々には吉でして
今回、夜ご飯だけの予約にしておいたけれど、結果として、無理がなくてよかった、と感じている。
よかった点は次の通り。
①予定の安定感
まず、私たちは滞在中ほぼ毎日大きめの移動があったので、その移動で予定が前後することもあった。
昼間の移動だったので、夜ご飯は余裕で間に合っていたのだけど、昼はブレることもあり、予約ものが何もなくてよかった〜と思うことが何度もあった。
次の都市に到着後、疲れている時は眠ったり、夕飯までの間軽く散歩に出かけたり、時間の余裕ができていたのがよかった。
②小さなチャレンジへの促進
最初の2都市(ベネチア、フィレンツェ)は朝ごはん付きのホテルだったので朝は気にしなくてよかったものの、昼ごはんはノープラン。
だからこそ、駅にあるカフェやバールに入ったり、観光中にパニーノを購入したり、飛び込みチャレンジをすることができた。
「夜は決まっているからこそ、昼くらいは試してみよう!」そう思えたのがよかった。

③お腹の調整も可能
それに、慣れない食事で胃腸の負担を感じた時に、スキップできる食事があるのもよかった。
予約している店に行って、何も注文しないわけにはいかない。
ただでさえ、1品の量が日本に比べて多いイタリア。
毎回マックスで食べていると、さすがに体にダメージを喰らう。
それに、予約している店は食べたい店。万全の胃で向かいたい。
そんな時に、なんの縛りもない時間があるのは結構大きい。
欲張りすぎるに余白を残しておいたことで、夕飯を存分に楽しむことができた。

「行ってから食べるか決める」は無理。
どちらの良さも活かしつつ
予定が決まっていることの安心感と決まっていないことの自由
そのどちらも大事にしつつ、組み合わせていくのが良さそう。
フィレンツェからローマへの移動のための高速電車が1時間遅れた時は、「到着日に予定を入れていなくてよかった〜」と心から思った。
少し勉強したとはいえ、流石に予約のキャンセル電話をするのはハードルが高い。
移動がある日は無理に予定を入れ込まない方が良い、という事前調べてたくさん見たご意見。その通りでした。
美味しかったご飯の話はまた別で……!