心配性の私。
少しのことでも気になってしまって、あれは大丈夫だったかな、これは大丈夫だったかな、と常になんかしらを不安がっている。
もちろん、そうならないために気をつけながら生活はしているものの、集中力がないから、無意識に進めてしまっていることが多い。
鍵閉めたっけ
トイレ流したっけ
あの棚に変なものしまっちゃったかも
ガス切ったかな
数時間の放置が体に悪いかも
などなど「あとから考えると……」みたいなことですぐに不安になる。
こういう時にパートナーがいれば、大体の場合「大丈夫だよ」の言葉をくれて落ち着くのだけど、一人で対処できた方が良い。
そもそもだけど、そうやって心配になって、その心配が起きていたことはほとんどない。
確実にミスっている時は、自分でも確実だとわかっているから、「かもしれない」とはならないのである。
それなら、無駄な心配をし続けたってしょうがない。
できるだけ早く、気持ちを切り替えた方が良い。
そして、そういう時に一番効果があるのが、「不安を不安で上塗りする」ことなのである。
例えば、会社に行く時。
鍵を閉め忘れたかも……と不安になっている時、もう消しに戻れないなんて時には、出社した後の仕事のことを考える。
すると、そこで新たに、「昨日の〇〇さんから今日は返信きているかも……。早く対応できるようにしなくちゃ」と不安が生まれる。
負の感情は頭を支配しやすいので、上書きできれば、二つ同時に悩むことはできない。
うわ塗った方の不安は、会社につけば解決するので、いなくなる。
そして、一つ目の不安も一緒に忘れ去られる。
あんまり健全ではないものの、解決が早い不安事項を考えて上塗りすることが、私にとっては有効な不安解消方法だったりする。
もちろん、ちゃんと対策をとっているものもある。
例えば、旅行中の家の無事について。
火事になっていたりしないよな……と急に不安になることがあるので、旅行中はPCの電源をつけておき、そのPCの場所検索ができたらPCは無事=家も無事、と判断している。
自分の無駄に心配性なところ、いやだけどどうにか付き合っていくしかないよね。
マイナス感情はマイナス感情で蓋をしているってお話でした。