せっかち小夏のズボラな生活

20代OL気まぐれ日記

旅行の醍醐味は食です

いろんなタイプの人がいると思うけど、私は旅は食事を1番大切にしたいタイプ。

 

食べるために旅行してると言っても過言ではない。

物も情報も便利に流通させられる現代。

わざわざ出向かなくても食べようと思えばありつけると思う。

 

だけど、私はなるべく、その土地での味を楽しみたい。

 

その理由はいくつかある。

あくまで体験に基づくものであるけれど、買いていこうと思う。

 

まず、そもそも、食材というのは移動してくる中でどうしても変化してしまう。

例えばあしのはやい、魚。

流通技術が発達しているから、もちろん内陸でも食べることはできるけれど、運んできている時間に嘘はつけないと思う。

実際、内陸県に住んでいた時は、お魚の味のイマイチさに、かなり寂しくなった。

美味しい魚を食べたいのなら、やっぱり海沿いに行きたい。

 

それは魚に限らず、野菜も肉もそれ以外もみんな同じ。

水産、畜産、農産全てが盛んな県に住んでいた時は、食材そのものが美味しいから、どこで何を食べてもハズレがなかった。

「食材がその土地にあるか」というのは、食事のおいしさに大きく影響していると思う。

 

特産品というのは、多くがその土地で取れる食材を使用している。

それならば、やっぱり出向いて食べるのが一番だと思う。

 

2つ目には、雰囲気も食事の一部だから。

食事は、その食べ物の味だけではなく、雰囲気、一緒に食べる人、タイミング……

様々な要素がその経験を彩る。

 

旅先で、その土地の言葉を聞きながら、その土地の空気を感じながら、食べる。

ただ食べるよりも一際文化に触れることができるように感じる。

 

食事って、そこに住む人のこれまでの歴史がたくさん詰まっていると思っていて。

流通・保存・調理技術が今よりも発達していなかった頃に、美味しく食べるため、長く保存するため、長く楽しむため、たくさんの人が試行錯誤してたどり着いたもの。

建造物などと違って、長い歴史が目の前のそれに直接入っている訳ではないけれど、確実に詰まっている。

 

それも旅先での食事の面白さだよね。

 

今年は2回旅行を予定している。

美味しいものにたくさん出会えると良いな。