普段は数十円でも悩んで買わないケチくさい私だが、躊躇わずに使うお金ももちろんある。
それは、大事な人たちと過ごす時に使うお金だ。
月に1、2回くらいある大事な人と過ごす時が美味しいものを食べ、いきたいところに行くようにしている。
「普段なら疲れたからお惣菜を買うか」とスーパーに行っても、「同じお金で2日分の食事が作れるな……」と結局食材を買ってしまう私も、大事な人と過ごすときはテイクアウトもちょっとこだわりのあるとことで買ってみたりする。
このときポイントになるのは、予算を組んでいる、と言うことだ。
いくら、使うときは使う、と思っていても、際限なく使っていたら簡単にマイナスになるだろう。それはやりすぎだ。
給料をもらうとすぐに、貯金や最低限の生活費、固定費に割り振る。実際現金を出して行うわけではないが、もらった給料の額面で割り振るのだ。そして残ったものが自由費になる。それを、次の月に入っている予定にさらに割り振るのだ。予定がないような月は、貯金を増やすか「旅行費」などとしていつかの予定のために積み立てておく。
普段から使用するお金を意識しているため、予算もほぼ正確にたてられる。ざっくりと、少し多めに決めて、その中で遊ぶ、とすることで気にせずに遊ぶことができるのだ。私の中で、割り振ったお金はすでに使ったも同然なため、余らせて貯金にしよう、ではなく、大事な人とより楽しめる使い方をしよう、と思える。
自分一人のためのものに対しては、制限をかけたとしても他でかえがきくが、大切な人たちとの時間は他にはかえられないものだ。
今週は大切な人と楽しい時間を過ごした。
使うべきところは使う、というのもたまには大事だなと改めて思う。