学生時代の貯金を使って一括で買った初めての自分の車。
文句言いながら買った、中古の車。
それでも大事に乗っていたし、愛着も湧いていたのに。
今回の巻き添いで、残念ながら廃車になってしまった。
修理ができないわけではないのだけど、修理費の方が車の値段より高くなるから、と、相手の保険会社から時価での車代という金銭対応にして欲しいと言われてしまった。
100万の修理代は出せないから、完全破損ということで時価の約30万の金銭対応にしてとのこと。これじゃあ、新しい車も買えない。
本当に悲しくて、かなり落ちこんでいる。
問題は気持ちだけじゃない。普通に実害もある。
車通勤だから、急に不便な生活が迫ってきた。
今はレンタカーを手配してもらえているけど、これも30日間のみ。
私の会社の人たちは、「新しく買わなきゃね」なんて言ってくるけど、そんなあっさり乗り越えられるものなの?
私は、車を買うように会社から指示があった時、本当に悲しくて嫌だった。
だって、学生時代にコツコツと貯めてきたお金があっさりなくなったんだよ?
で、それも「長く乗って元を取ろう」という気持ちに切り替えられたタイミングでのこれ。
そんなことで落ち込みすぎ、と言われるような内容なのはわかっているけど、なかなかつらい。
それに、後半年で車を手放して、自家用車の必要ない会社に転職をする予定だから、買い換えるのはどうしても避けたい。
買ったら、今の会社であと5年は働かなきゃ元が取れない。
「ぶつかられ損だねぇ」なんて、職場の人には苦笑いで言われたけど、多分きっと、周りが思っているより私は落ち込んでいる。
どこにもこの気持ちをぶつけられないから、ここに。
貧乏性だからかな。
無駄な出費にパニックを起こしちゃう。
転職までの間、どう誤魔化しながら車を買わずに過ごすか考えなきゃな。
本当に悲しい……。