お金関連でもう一つ。
最近は節約や貯金、投資などお金にまつわる話がありふれている。
コスパ良く幸せを得ることに価値を感じる人が増えているようだ。
それに対して、「若者がコスパが良いことを幸せと思わないといけないほど日本の貧困は進んでいる」といった意見を見た。
そうなのか。
確かに上の世代から見たら欲が少なく、省エネ的に動いている世代なのかもしれない。夢や希望もあまりないし、とりあえず毎日を過ごしているのかもしれない。でも本当にそれは日本の貧困の産んでしまった負の産物なのか。
いつだってどんな時代だってマイナスな面はある。
それでもみんなそれぞれ自分の置かれた環境下で自分の幸せを生み出している。
私は根っからのケチだし、コスパが良いことにしっかりと幸せを感じるタイプだ。
でも、それで私が幸せなのだから良くないか?
工夫してみたり、丁寧に過ごしてみたり、それはそれで楽しいことだ。
いや、もちろんSNSなんて誰がどんなことを書き込んでもいいのだから、私が見たその人がそういう考えだっただけ。でも少し切なく感じたのだ。
負の産物である自覚はない。
そんなに心配されなくても、今の環境でみんなそれなりに楽しんで過ごしている。
もちろん、もっと景気が良くなれば、また違った楽しさや幸せがあるのかもしれないが、それはあくまで想像の話。
今の状況で楽しめない人はどんなに環境が良くても楽しめないだろう。
可哀想がられるような人間にならないためにも自分の人生、誇りを持って楽しんでいきたい。