月曜日。
たとえ週の初めでも、定時で帰ると決めている日は意地でも定時に上がる私。
帰り道の車の中で夕飯を考える。
そういえば蕎麦があった。今日は蕎麦にしよう。
そう思ったは良いものの、市販の昆布だしはつい最近切らしてしまっている。
今日は買い物に行くつもりはないし、今週はできるだけ冷蔵庫をきれいにしたい。
そんなこんなで行き着いたのが、「出汁をとる」
学生の頃とかは時間がたっぷりあったので、ちょいちょい昆布とかつお節で出汁を取っていたが、最近はめっきりそんなこともしなくなった。
就職してすぐの頃に一度使ったきり奥の方で眠っている昆布とかつお節がある。賞味期限はとうの昔に切れているけれど、自分で食べる分には問題ない。
私の出汁の取り方はめちゃくちゃだ。
まず、鍋に欲しい分だけ水を入れて、昆布を入れる。
スーツやらなんやらを片付けて、少し時間が経ったら、鍋を火にかける。
沸騰までに蕎麦の具材の準備&冷蔵庫の整理。
沸騰したら昆布は抜かずに、かつお節をドボン。
火を止めてしばらくしたら完成。
一応ザルをつかって濾すけれど、かつお節とかが混ざっていても構わない。
どうせ具を入れたらわからないからね。
久しぶりだったし、とっても適当だったけど、そこそこいい感じになった。
蕎麦つゆ用に醤油と味醂で味を整えたら完璧。
市販のものはとても便利だけど、かつお節と昆布を使い切るまではこの方法になるかな。
私のはズボラ&自己流だから、いつかプロがとった出汁を飲んでみたい。正解を知れるのはいつになるやら。
本当は、使い終わった昆布やかつお節はご飯のお供に変えたいところだけど、流石にそんな元気はなく、使い切り。
まぁ、期限の大きく切れたものだし、ちゃっちゃか使い切る方を優先してもいいだろう。
なけりゃ作る。
こういうのも料理の楽しみだよなぁと月曜からいい気分。
料理はズボラと丁寧を共存させることができるから面白い。
今週も1週間頑張れそう。