好き
このたった二文字が言えずに悶々と過ごしている人に向けて、今日は私の大好きな「恋バナ」でもしようかと思う。
恋バナとかJKかよ笑
と言われてしまうかもしれないが、私は今でも恋バナが好きだ。
人の話を聞くのも、自分の話をするのも。
この歳になると結婚やら出産がリアルになり、あんまり可愛い話にはならないが、それぞれが好きな人の話をしているその時間は幸せ以外のなにものでもない。
ずっと変わらない恋愛のMyルール。それは「好きになったら砕けてもいいから当たる!」だ。
意外と自分から告白するという人は少ない。特に女性は待つ、という選択肢を取る人が多いように思う。この令和の時代でも、男性から告白してほしい、という気持ちがある人もいるみたいだ。
確かに、自分から告白するのは緊張するし勇気もいる。断られるかもしれないし、その後友達ですらいられなくなるかもしれない。
待つ、を決めた人はそれを大好きな人に強いていることにはならないだろうか。そんなの男でも女でも、誰だって初めに好きを伝えるのに緊張するのは変わらないだろう。どっちがするか探り合い、なんてそんなもったいない時間を過ごす必要があるだろうか。
私は、断然自分からする派だ。
まあ、簡単な話、私はモテないからそうするしかないだけなのだが。
待っているくらいなら当たって砕ける。そもそも、仲の良い友達、くらいまで関係ができていれば好意を伝えて極端に嫌がられることはなかなかない。プラスの感情なのだから、そもそも隠す必要もないだろう。
もちろん、振られることもある。私も過去何度か当たって砕けた。その時は確かに辛い。「あんなに仲が良かったのに、なんで恋人にしてくれないんだろう……」と思ったりもした。しかし、それをしたことで次に進むことができたことは間違えない。
大人になっても学生の頃に好きだった人をうっすら引きずっている人や、なんであんな奴好きだったんだろう、なんて黒歴史としている人もいる。
それってとてももったいなくはないだろうか。
あの時の好きだった気持ちを過去として綺麗に残すには、その時その時に、後悔のないように動くしかないのだ。
私が大好きなSHISHAMOの「好き好き」という曲は、恥ずかしいけどこの気持ち伝えてやる!という強い意志を感じる。
彼女たちの曲にはよく、そういうなんだか力強い女の子がよく出てくる。
聞いていてとても清々しい。
最近は「エモい」なんてことが流行っているが、ストレートな恋愛も楽しいものだよ、と思わなくもない。
振られたって、こっちが元に戻そうと頑張れば、その後もなんだかんだ友達でいられるもんだ。こんないい私を振るなんて!と思っていれば次に進むのなんて容易いもんだ。
特に学生さんは、クラス、学年の数十人から数百人で一人好きな人ができたなら、また同じ人数に出会えば新たな好きな人ができる、とも考えられる。
振られた思い出も私の中ではとても良い思い出だ。
今、片想いをしている人には、自分のことも好きになれるような、毎日が楽しくなるような、そんな恋愛をしてほしいなと思う。