友人と節約の話をしていて、節約への考え方がどうやら人と少し違う、ということがわかったので、ちょっと共有。
普段周りにこんな話をする機会もないので、好き勝手書き綴っていこうと思う。
支出を減らす時によく、「買う前にしっかり考える」なんて言われるが、そんな曖昧な言い方では難しい。
これは、性格的なもので、節約など考えていない小学生の頃から一貫しているのだが、自分のほしい、を明確にすることはとても役に立つ。
「ピンクの色味の春っぽいコスメがほしい」という時に、望んでいた色がなかったからという理由で緑のコスメを買う人はなかなかいないだろう。では、「新しいコスメがほしい」ならどうだろうか。少し出かければたくさんの新しいコスメに出会うだろう。そうなると「買うか、買わないか」ではなく、「幾つ買うか」という話になってしまうのだ。
私の場合、そもそも物欲が少ないのだが、何か欲しい時はとても具体的な想像をしている。大体がそんなイメージ通りのものは売っていないのだ。
そうなると私はショッピング中にアイデアを探す。
小物入れが欲しいと思っていたけど、この缶が収納として売られるなら、家にある缶に布でも貼ればそれっぽいな、などと。
かなり貧乏くさい自覚はあるが、誰に見せるわけでもなかろう。
自分が望んでいるものにピッタリ合うものが、見合う価格で売られているのであればそれをスッと買う。しかし、妥協するくらいなら持っているもので工夫するので良いのではないだろか。次回、もしピッタリのものが見つかった時のためにお金を残しておくと考えれば良い。
ウィンドウショッピングはアイデア探しに最適だ。そりゃ、各企業の精鋭たちがこれだ!というものを商品にしているのだから。
一般人の私は、それからアイデアをもらって家にあるもので試してみる。
もちろん、やっぱり本物がいいな!となれば、その時に初めて購入に至ればいいのだ。
お試し、という意味ではダイソーさんは優秀だ。
一人暮らし当時「とりあえずイメージ通りではあるから」と思って買った白い食器は約5年経ついまでも現役バリバリだ。
自分のほしいをしっかりイメージすることで、案外高いお金を払わずとも自分の望んだ生活ができる。
「節約」と考えるとなんだかしんどいが、「自分と向き合う」と考えて、自分の望んだ好きなものに囲まれる生活になればな、と思う。