せっかち小夏のズボラな生活

20代OL気まぐれ日記

切なさはいつか……?

周りには言いにくいからここに書きたい。

 

先月、9月の最大のトラブル。

新郎不在の結婚パーティについて。

 

通常の結婚式&披露宴は、私たち2人の意向で開催しないと決めていて、

その代わりに友人だけの結婚パーティを開催する予定だった。

 

お気に入りのレストランに直接お願いをして、

いわゆるレストラン式を会費制で。

 

プランナーさんもいないから、

5ヶ月くらい前から地道に自分たちで準備したパーティ。

 

それが、前日の新郎コロナ発覚で思わぬ事態となった。

 

こればかりは仕方のないことだったとは思う。

いくら気をつけていてももらってくる時はもらってくる。

正直、「内緒にして開催しちゃえばよかったのに」という声もなくはなかった。

だけど、直近に大事な予定を控えている友人が何人かいたので、

さすがに迷惑をかけるわけにはいかず、

前日にお詫びと新郎不在の食事会に変更する旨を伝えた。

遠方からすでに来てくれている友人多数だったので、

キャンセルではなく、不在開催。

 

もともと、ご祝儀なしの会費制だったので、

状況を理解いただいた上で会費をいただいての開催。

なんとか私はその時点で感染していなかったので、

完全隔離で対策をして、当日を迎えることにした。

 

本来なら、最終のボディメンテナンスをして、

ワクワクしながら眠るはずだった前日。

 

実際には、友人や店への連絡、体調を崩しているパートナーの看病で

時間は過ぎていった。

 

これで私も体調を崩したら大変なことだ、と、

気持ち落ち着かない中でも、体に影響するまで落ち込むわけにもいかなくて、

正直本当にきつかった。

 

当日は、私の友人も、パートナーの友人も、

新郎不在の中でもかなり盛り上がってくれて、

笑顔で帰ってもらえた。

あの状況下で行くと、大成功だったと思う。

 

新郎はオンラインで繋げたから、

全く話せなかったわけでもなくて、

それも最前は尽くせたと思う。

 

周りの人に話す時も、

すでに笑い話にしている。

 

でもね。

やっぱり、悔しさは拭えない。

たくさん用意してきたし、

当日はパートナーの友人もパートナーの口から、その場で紹介してもらって、

みんなに、私たち夫婦になったよって見てもらいたかった。

 

大好きな友人たちにも直接パートナーのことを紹介したかったし、

みんなで笑顔で過ごす時間を想像しながら準備を頑張ってきたから、

本当にやるせない気持ちでいっぱいになる。

 

コロナになった本人が一番落ち込んでいるだろうから、

目の前で落ち込むことはもうしないし、

笑い話以外で当日のことを話すつもりもない。

 

だけど、やっぱり切ない。

私の中では結婚式と同等のイベントと思っていたし、

一生に一度のものと思っていた。

 

それが、これ。

もちろん、こんな事態になったからこそ伝わってきた友人からの沢山の愛もあるし、

急遽お手伝いに来てくれた妹たちとはより一層仲が深まった。

 

悪いことばかりではなかったし、ちゃんと頑張ったと思う。

 

いつかはこの気持ちが晴れる日が来るかな。

 

楽しみにしすぎると、ダメだった時により一層悲しい。

大切にしすぎると、失った時により一層悲しい。

 

気持ちを強く持ちすぎると、

そうじゃなくなった時に悲しさが倍増するから、

あまり思い入れを強く持たない方が良いなって改めて思った。

 

強い気持ちが私の原動力だけど、

こんなに切ないなら、

原動力になる部分をもっと他においた方が良いのかもなって。

 

前日に発覚してから、当日の回しまで、

本当によく頑張ったのよ、私。

タスク管理から、関係者への連絡、当日の回し方の変更まで、

仕事だと自分に言い聞かせて、

みんなが楽しんでくれることだけを考えて。

 

だからこそのここだけでの弱音。

楽しくはあったけど、大変と切ないがちょっと上回ってしまったかなって感じ。

 

自分だけは自分をいっぱい褒めて、

どうにかこの感情を消化していけたらいいな。