先月、パートナーと旅行に行ってきた。
3泊4日の関西旅行。
美味しいものをたくさん食べて、王道観光地を目一杯満喫して、最高に楽しい旅行だった。
個人的には何度も行ったことのある関西だけど、一緒にいくのは初めてだったので、気合を入れて旅行計画を立てたのだが、やっぱり旅行は、この計画の時間も最高に楽しい。
私は計画を立てるのが好きだ。
やりたいことや行きたい場所を考えている時間、それを組み合わせている時間、お得な宿を探している時間……すべてがワクワクする。
そして、それらをピタッときれいに計画としてはめられた時の快感といったらない。
計画8割、実行2割を地でいく私にとっては、実行の2割は、試験のようなもの。
時間をかけた計画がうまくいくかを試す日。しかも、旅行なんかは、一発勝負。
今回の旅行は、ずいぶん前から予定していた。そのこともあり、楽しみな気持ちが強まりすぎて、日が近づくと逆に、行きたくない!!となるまで気持ちが不安定になった。
一生懸命勉強した教科のテスト前って具合悪くなるじゃない?
うまくいかなかったらどうしよう……って、誰から責められるわけでもないのにドキドキそわそわ。
パートナーはどんな場でも楽しめる人だから何も心配はいらないのに、意味わからないくらい落ち込んだりした。
しっかりと下調べをして、しっかりと予定を立てるのは、「楽しいから」ともう一つ、「不安だから」。
予期せぬことが起こるとすぐに気持ちがざわつく私にとって、計画というのは私を守る「鎧」なのだと思う。
分単位で予定を決めているわけではないけれど、飲食店の候補をメインの他にいくつか用意していたり、雨でも楽しめるようにカッパを用意したり、当日までいろんな場面を考える。
楽しいはずの計画タイムで本気を出しすぎると、逆に自分の首をしめる。
ほどよく楽しめるといいのだけど。
そうはいっても、今回の旅行では、計画の重点を置いていなかった2日目がぐだぐだになってしまって個人的にはとても悲しくなったので、もうしばらくはこの計画癖は手放せなさそう。
計画と実行のバランスって難しい。
(臨機応変はスキルがあってのものだからね、凡人の私には難しいかな)