一人暮らしを初めて、かれこれ6年目。
手抜きの仕方も覚えて、丁寧とは決して言えないけれど、それなりに快適に過ごしている。
ズボラな私は、とにかく手を抜く。
自分が気にならなければOK。
辛くならない範囲でやる。
嫌いな家事
それでも、他の人と同じように、嫌いな家事、はある。
私の場合は、「洗濯」
洗濯と言ってもいろんな工程があるけれど、一番嫌いなのは干すこと。
水分を吸って少し重くなった服をハンガーにかけるのは面倒臭いし、背が小さい私にとっては物干し竿も易しい高さではない。
ずっと腕を上げていなくてはいけないのがなかなか辛い。
一人暮らしだから、全然大した量ではないのだけど、洗濯物を干す時だけは少し気合が必要になってしまう。
「お金を貯めて、乾燥機付き洗濯機を買えばいいのでは??」
という声が聞こえてきそうな話だけど、ここはわがままな私。
あったかい日に洗濯物が乾いていく感じは好きなのだからなかなか手を出せずにいる。
乾燥機はふわふわに仕上げてくれて、それはそれで魅力的だけど、あの太陽の暖かさを含んだ感じは外干しでしか感じられないでしょう??
それに、私の「面倒臭い」は、お金をかけて解決したい程ではない。
それをやるのに1時間も2時間もかかるわけでもないしな、と思うとお金は出せない。
音楽を聴きながら、とか、制限時間を設けながら、とか、そんなふうにして乗り切る日々である。
嫌いじゃない家事
逆にそんなに苦痛じゃない家事もある。
よく「洗い物が一番嫌い」という声を聞くが、私はそこはあまり苦痛に感じていない。
これには理由がある。
一つは、なるべく料理を作っている合間にやっているから。
一つの工程が終わったら洗う、とかではなく、鍋に火をかけている間や電子レンジでものを温めている間など、ちょっとした待ち時間に急いで行うのだ。
せっかちな私はどうも料理中の待ち時間が我慢できない。そんな時に、洗い物がちょうどよく時間を潰してくれる。
もう一つは、手洗いついでにやっているから。
これは、綺麗好きや気にしぃ、夏場にはあまり向いていないけれど、あまり気にしない人には良いやり方だと思っている。
それは、朝や昼に食べた食器を、外出から帰ってきてから手を洗うついでに洗う方法。コロナが流行り始めた頃に、食器用洗剤が殺菌に効く、というようなことをどこかでみて、それならば!とやり始めた。(ズボラすぎる!!)
帰ってきたらすぐにシンクに向かい、軽く手を水で流したら、スポンジを持って食器用洗剤をつける。スポンジを両手で泡立てて、そのまま食器を洗うのだ。
殺菌作用があるのであれば手も食器もきれいになっているはず、というとんでもなくズボラな心意気。
もうちょっと清潔感が気になる人は、食器を洗う前に手を洗い、その濡れたままの手で食器を洗えば、食器洗いのハードルも少しは低くなるのではないかと思う。
ま、使った食器を置いておくのが嫌な人には「絶対無理!!!!!」と叫びたくなる話だろうけど。
ちなみに、この方法が効いてか効かんでか、ここ3年以上コロナどころか病気にもなっていない。
「食器洗いは嫌いだけど、洗濯は得意」
そんな人と暮らせばいい感じに過ごせるんじゃないかなと思いながら、今日も自分のために家事をこなしている。