急だけど、大好きな妹たちの話をしたい。
私は三姉妹の長女だ。
4個下と12個下の妹がいる。
二人とも大好きな妹。
次女と私は性格が全然違う。
我慢なんて言葉を知らない私と我慢強い優しい次女。
芋芋な私とおしゃれさんな次女。
インドアな私とアクティブな次女。
嫌なことにははっきりものを言う私と口をつぐむ次女。
どこをとっても違うところばかり。
でもそれが面白い。
私にはない感覚をたくさん持っていてとても興味深い。お互い全然違うタイプだとわかっているからこそ否定することはせず、「そういうものなのかぁ」と話を聞ける良い関係。違う視点のアドバイスをもらえるから悩み相談もよくする。
しっかりものの頼れる妹だ。
次女が小学生の頃は喧嘩ばかりで正直好きだと思ったことはなかったが、中学に上がった頃から悩みなどを共有できるようになり、よい関係を築けるようになった。
面白いのはそれぞれの友人。
私が大学で仲良くなったのは次女の考え方によく似た人、次女の一番の友人は私に似た子。全然違うようで相性は良いのかもしれない。
三女はまた毛色が違う。
顔は幼い頃の私にそっくりなのだが、家族の誰にもいないタイプで、かなりやんちゃな子。
私と次女が「ふざけないで!」と注意する側だったとしたら、三女は注意を受けているふざけている側だ。同じ親から育った姉妹でもこうも違うかととても面白い。
12も歳が離れていれば、それはそれは可愛い。
私が大学生になったのと同じタイミングで三女も小学生になった。
大学から一人暮らしで実家を離れたから、私の中の三女は小さいイメージのまま。
たまに、「彼女の人生の半分も一緒に過ごせてないのか」と寂しくなる。三女にとってはたまに帰ってくる人、くらいの感覚かもしれない。
かなり切ない。
とは思うものの、三女も色々思うことはあるのか、たまに電話してくれたり、私が帰省した時には色々話してくれる。
本当に可愛いやつだ。
私の大好きな妹たち。
どうしても実家を離れたくて大学から一人暮らしをしたが、妹たちとは一緒に生活してもよかったなと思ったり思わなかったり。
同じ親から生まれて、同じ親に育てられても、笑ってしまうくらいタイプの違う三人。遺伝子なんて関係ないなと思うのだ。
まあ、顔はそっくりだけども。
性格や性質は個人差なのだなとつくづく思う。
愛を語っていたら久しぶりに会いたくなってきた。
正月に帰った時にあったが、妹たちの成長は笑ってしまうくらい早い。
今の二人は今しか見れない。
おやすみ取って会いに行こう。