先日、「人事に相談したい」とブログに書いたのだが、次の日の朝に、早速人事にメールを送った。
「怒りで爆発してしまう前に相談に乗って欲しいです」
と。
人事からはすぐに返信が来て、その次の日にはWEBでの面談を設定してもらえた。
私はWord3枚に出来事や気持ちを書き殴っていざ。
結論から言うと、相談してよかったと思う。
今すぐ何かが変わるわけではないだろうし、人事の方はヒーローではないので、この状態から救い出してくれるわけではない。けれど、よかった。
何がよかったのか。
それは、おかしいことに対して、「それはおかしい」と言葉にできる人間が同じ会社にいるということが知れたこと。
私の配属先には、パワハラ黙認、保守派、責任逃れなどなど、頼りない上司しかいない。頼りない上に性格もあまり、いや、かなりよろしくない。
話してみると明るい若い人たちも、皆諦めの表情で、暗い顔をして働いている。
私にとっては、今の支社は初めての配属先なので、「こんなのしかいない会社なのか……」と思っていたのだけれど、どうやら違うらしい。
さすが人事。上の人の行動に、びっくりしたり、怒ったり、呆れたり、と表情豊かに私の話を聞いてくれた。
一緒に怒ってくれる人がいるだけで気持ちは救われる。
少なくとも、次回の会議でキレ散らかさなく済むくらいには落ち着くことができた。
それに、ずっとモヤモヤしていたことが話せたのもよかった。
直属の上司からの、「3年目までは評価は一律B(真ん中)だから」「産休育休に入ったら、営業社員として戻るのは難しいよ」という言葉。
まず、一つ目だけど、事実だとしても絶対に言うべきではないと思っている。頑張っても頑張らなくても評価が決まっているのなら、何をモチベーションに働けと言うのだろうか?正当な評価がされないとわかっていてもなお、頑張るほどのお人好しだと思われているのだろうか?
保守派な上司らしい、くだらない発言。実際、人事の方にそれを話すと、「そんなわけない!」と激怒していた。(実際、上の評価をもらっている同期もいる)
二つ目も人事をがっかりさせる案件だったようだ。
業界自体が男性社会なので、先人が少ないことに対しては何も思っていなかったのだが、「前例がないから難しい(できないと思うよ)」と言ってくるのはやっぱり、ダメな発言だったみたい。
「子持ちで働いている営業の男性は山ほどいるのに女性がそれを望むのはダメなの?」とずっとモヤモヤしていたので、他の支社には子育てしながら働いている女性もいることが聞けてよかった。
男女問わず働きやすい職場を目指している上司としてはかなりショックな話だったようだ。
これを「上司ガチャ」と呼ばずになんと呼ぶのか、と少し前に話題になっていたキーワードを思い出したりした。
相変わらず、パワハラさんはパワハラしているし、上司たちは何も理解していないまま頓珍漢な指示を出してくるし、直属の上司はびっくりするくらい頼りないけど、まだもう少しは頑張れる気がした。
転職への気持ちはあまり変わっていないけれど、「現状から逃げるために転職」ではなく、「レベルアップのための転職」になるように、現状打破のために動ければな、と思う。
人事の方にも、「あなた(2年目の若手)が体を張って物申すのは危険だからやめた方がいい」と心配されたので、気持ちを落ち着かせてなんとかやっていきたいところ。
頑張るしかないな。