私には2人妹がいる。
三姉妹。
そして、私は紛れもなく長女。
4個下と12個下
私は2人と仲が良く、ぶつかりがちな妹2人も、最近は仲良くしているようで嬉しい。
私たち姉妹が仲良く過ごせてるのは、親の育て方が大きい。
もちろん、私たち自身の性格や気質もあるだろうけど。
長女歴は長いが、これまで一度も
「お姉ちゃんなんだから」
と言われたことがない。
喧嘩の時も何か選ぶ時も、お姉ちゃんであるということを理由に我慢を強いられたことはない。
4歳差、12歳差、なんて、側から見れば、我慢すべき歳の差。
でも、妹がいたから我慢した、という記憶はない。
そんなふうにいうと、逆に妹たちが我慢してきたんじゃないのって思う人もいるかもしれない。
そこに関しては本人じゃないからなんとも言えないけど、母は本人自信が次女なこともあり、どちらかというと妹に感性が近い気がしていたし、長男長女教みたいな感覚は全くない。
今でも妹たちから遊びに誘ってくれるくらいだから、そういった我慢はなかったと信じたい。
ちなみに、長女は新品なのに次女はお古ばっかり、みたいなことはなかったと記憶している。
母もそれは気をつけてたんじゃないかな。
ま、そもそも私の服が地域のお姉さんからのお下がりだったから、私が着ている時点でお古。私から次女にお下がりした記憶はほぼない。
大人になって気がつく。
姉であることを強要されなかったことがどれほどありがたいことか。
きっと、子ども同士で我慢させるくらいなら、「全員我慢」か「親が我慢」をとってたんだと思う。
おかげで私は、今も妹たちが大好きなまま。
成長するにつれて、話せる内容も増えてきて、非常に楽しい。
個人的には妹たちが中学生になるタイミングがかなり変化が大きい。人間と話してる!!という感じになる。「話し相手をしてあげている」ではなく、普通に会話なったのがあの頃だったと記憶している。
私の脳が中学生で止まってるってのもあると思うけど、それくらい中学生で人間社会での生き方を身につけるのだと思う。
大学に入ると、今度は人生の話をできるようになる。
妹たちが大きくなるのを見るのは楽しい。
私も2人に恥じないように生きていかなきゃなって。
母、父。
姉妹の取り扱い、私は良かったと思います。
仲良くなるように育ててくれてありがとう。