せっかち小夏のズボラな生活

20代OL気まぐれ日記

「ダメだからダメ」では何も変わらない

ちょっと今日は主張強めです。

苦手な人は避けてくださいね。

(割といつものことかもだけど……?)

悲しいニュース

子育て中の親御さんが、育児の辛さに耐えかねて、子の命を奪う。

 

痛ましいニュースが目に入る。

 

個人的には、最終的な行為は良くないことだとは思うものの、寝不足や疲れ、その時の環境で正常な判断ができなくなることもあると思っている。

それに、子が被害者ではあるのは当然だけれども、その子を大事に育ててきたであろうその親御さんも、加害者でありながら被害者でもあると私は感じる。

だからこそ、早めに助けを求められる環境や仕組みが大事じゃないかと。

 

今日話したいのは、その事件に対してではなくて、周りの意見について。

 

こういう時、決まって出てくる意見がある。

 

「どんな状況でもダメなものはダメ。この人が犯罪者ってだけ」

 

言いたいこともわからなくはない。

どんな状況であっても、人の命を奪うことはしていけないこと。

(戦争とかではそのルールさえも覆るわけだけど)

 

それでも私は思う。

 

「悪い奴が悪い」

そんなふうにまとめてしまうのは簡単だけど、正直何も生まない意見だと。

どうしてそのようなことが起こったのか、どこに分岐点があったのか、どのような助けがあったら防げたか。

その人だったから起きた、なら、一年に何度もそのようなニュースが流れることはない。

誰だって起こり得るという前提のもと、考えを進めるべきだと思う。

 

そもそも、どんなことでも「自分は絶対に大丈夫、そんなことはしない」という過信が最も危険だと感じる。

 

自分の行動は、自分の意思だけではなく、周りの環境やタイミングに影響を受けている。

 

建設的な議論のためにも、「私もそうなるかもしれない」という視点は忘れないようにしたい。