せっかち小夏のズボラな生活

20代OL気まぐれ日記

ご褒美か、可能性か、呪いか

自分と交わしたルールを守ろうとする時、自分自身を律するために効果的なものは何か。

①ご褒美

よく聞くのはご褒美ではないだろうか。

・5時間勉強したらプリン

・繁忙期を超えたらプチ旅行

・試験に合格したら高級ディナー

・この時間を耐えたら好きなアニメ

 

などなど。

「〇〇があるから、頑張ろう」と自分に言い聞かせる。

お金がかかってしまう場合が多いのが難だけど、それなりに効果がある方法だと思う。

②可能性

これは自分へのポジティブな暗示。

・合計80時間勉強したら合格する

・このトラブルを解決したら出世に一歩近づく

・このポテチを我慢したら好きなアイドルに会える

・3キロ痩せたら恋人ができる

などなど。

実際にそうなる保証はないので、自分自身をどれだけ洗脳できるかがミソ。

疑い始めたら、やる気も一緒になくなるので、いわば諸刃の剣。

自分に何度も言い聞かせて、前を向くための考え方。

③呪い

やらなかった時に起こる最悪を提示する。

これも悪いことが起きる確証はないものの、実際に悪い方に転んだ時に後悔することになるので、後悔を強く恐れる人には向いている。

・今このゲームをやめないと、試験に落ちる

・ここで再確認しなかったら大きなインシデントが起こる

・今日から始めなかったら最悪の1年になる

 

などなど。

若干曖昧な内容でも、心配性の人には効果てきめん。

ただ、効きすぎて自分を追い詰めることにもなりかねないので、バランスは大事になる。

私の場合は

私の場合、③の呪いが一番効果がある。

なんて言ったって、無駄に心配するタイプだから。

それに、気持ちもそこまで強い方ではないから、「ご褒美」や「可能性」では弱すぎる。

 

ご褒美の場合、めんどくさいからそんなものいらない、となるか、やらなくても買って良いよね、となる。

 

可能性の場合、 全てを諦めれば解決するねってなりがち。

 

逆に、呪いの効果はすごい。

今この瞬間、のことにも使える。

 

「5分以内にこのゲームを終了しなければ、明日私は仕事に遅刻する」

 

こんなことでも意外と強制力がある。

まず、遅刻はしたくないし、するわけにもいかない。

で、これを頭で唱えることで、自分の脳に「ゲームを終了しない=遅刻する」を植え付けることになる。

いつも遅刻なんてしないし、しない確率の方が高いってわかっていてもなんだか不安になる。

無駄に心配性なのに、自分で自分にさらに負荷をかけるのは馬鹿馬鹿しい。

だから、自分で決めたルールを守る。

 

先日誕生日を迎えて、また一つ大人になった。

ぼーっとしているとすぐに1年経ってしまう。

自分で決めたルールくらいちゃんと守ろうね、私。