趣味:献血
ここでも何度か書いてきているけど、昨年50回を達成し、3つ目の記念品をもらった。
体重が足りないので成分献血。
400ml献血だと年4回しかできないところ、成分なら2週間に一度できるので、結構お得だと思っている。
崇高な気持ちはない
献血をやっていると偉いね、なんて言葉をかけられることもあるけれど、私自身は褒められることは何もない。
あくまで自己満なのだ。
「どこかで誰かの役に立っている!」
という慈善的な気持ちは一切なく、
「健康なだけのこの私の体が無駄にならずに済んでいる」
くらいの感覚。
時々、献血によって生活が支えられている方々のエピソードをみて、「少しでも役に立てればと思っていってみました!」と献血にチャレンジした方の素敵な話が回ってくる。
私にとっても、献血は好きなことではあるので、仲間が増えることは純粋に嬉しいのだけど、そういうのを見るとちょっと申し訳なくなる。
なんというか、私には「誰かのために」という気持ちが欠如しているのではないかという気持ちになるのだ。
別にやっていること自体は誰かの役に立っているのだろうから別に気にしなくてはいいのだけど、ちょっぴり心がざわつく。
あくまで趣味であるからこその
献血は、私にとってはあくまで趣味なのだと思う。
他の人がやってたら、「良いね!!」となるから、あくまで私にとっては。
美術館巡りやスポーツ、読書などの趣味に、「誰かのため」なんて要素ないでしょう?
自分が心地よい時間だからすること。
私に血がかよっていなるなぁ。
今日も健康だなぁ。
のんびりするなぁ。
お出かけのきっかけにもなるし、それくらいの感覚なのよね。
善どころか偽善の心もない自分にちょっぴり複雑な気持ちにはなるけど、どんな気持ちであれ人様に迷惑かけていることじゃないから良い。
私のための私の献血。