今回手放すことにしたのは、思い出のファーストピアス
普通のピアスよりも太いから、穴を定着させる時にしか出番がないのだけど、思い入れも深いから持っていたけど、手放すことにした。
ピアスへの憧れ
ピアスホールを開けたのは、二十歳の時。
母も開けている人だったので、大人になったら当然開けるものだと思っていた。
そうでもないと知ったのは、自分が開けてからしばらくしてから。
化粧っけの少ない母だったけど、アクセサリーは可愛いものも持っていて、その中でもピアスは素敵に見えた。
高校生くらいから、休日にはイヤリングだけは好んでつけていて、二十歳になったら絶対に開けるって決めていた。
イヤリングは好きなのに、かなりの頻度で知らぬ間に落ちていて悲しかったのもあるし、単純にピアスの方が可愛いデザインのものが多くて憧れていたのもある。
献血とピアス
献血とピアス。
何が関係あるんだって思うでしょ?
これがね〜、あるんですよ。
16歳から献血をちまちま続けていた私にとっては、ピアスの穴を開けることで献血ができなくなるのが嫌だった。それがちょっとの期間でも。
実は、医療機関や使い捨てのピアッサーで開けた場合には、1ヶ月程度で献血ができるようになるのに対して、安全性が確保できていない状態で開けた場合には、半年ほど献血ができない。体に穴を開けるのだから、そりゃそうか。
----------------------------------------
詳しくは「日本赤十字社ウェブサイト」にて↓↓
----------------------------------------
半年か1ヶ月かというのは、「趣味:献血」な私にとっては、大事な要素。
やっぱり安全を確保するなら医療機関で開けた方が良いよな、としっかり皮膚科で開けることに決めた。
そして、そこにはもう一つ条件がついてくる。
それは、「成人していること」
正確には、未成年なら保護者の許可を、ということなんだけど、大学から実家を離れていた私は、わざわざ親の許可を取るのがめんどくさく、そして、どうせ開けるならこっそり開けたくて、二十歳になるまで待った。
ピアス
二十歳の、満を持してのピアスホール。
開けてから金属にあまり強くないということがわかって、穴の定着までも結構時間がかかったけど、今も私のちょっとのおしゃれを支えている。
開けた頃のワクワク感を今でも覚えている。
思い出のファーストピアスではあるけれど、持っていなくても忘れない思い出だから、そろそろさよならしても良いかな。
ここに記録することで、消化したい。
ピアス最高!