満を持して、紙の家計簿を辞めました。
紙で記録すること18年。
小学3年生でお小遣いをもらうようになって教わったお小遣い帳から始まり、大学生での一人暮らし、そして今の二人暮らしでの家計簿。
ずっと紙で記録していた。
形態は様々、小学生の頃は母に買い与えられたそれ専用のノートにつけていたし、大学生の時はルーズリーフ、結婚してからは残高と収支が把握できればいいので、適当な紙。
付け方のルールもその時々だったけど、お金を使うたびに記録する、という流れは変わらなかった。
一番の習慣。
そんなわけで、どう考えても私にしっかりと染みついた習慣になったので、不要な紙を整理すると同時に、家計簿もスプレッドシートに移行することに決めた。
仕事で表やグラフを作ることが増えて、慣れたのもある。
データも完全体ではないものの、紙よりは劣化する可能性が少ない。
何より、色々と見比べやすい。
紙で記録する良さもある
もちろん、これまで長年紙で対応してきたことにも意味はあった。
一番は、自分の支出とより一層向き合えること。
そりゃ、エクセルなんかで勝手に引き算してくれたら早いけどね。
自分の手で、買ったもの書いて、金額を書いて、電卓を叩く、その行為が、「お前はこれをこの値段で買ったんだぞ。納得しているか?」と、訴えてくる。
無駄遣いの時には、気をつけよう、という気持ちになるし、いい買い物をした時の誇らしさもある。
向き合う時間も大事な時間だから、余裕があるうちは手書きでも良いと私は思っている。
ただ、さすがに私も習慣化されたし、こんなことをしなくても向き合うことができるようになってきたので、そろそろ効率化しても良いかと思っての変更。
毎日記録するのは時間の無駄、なんて言う人もいるけどさ、節約したいならこまめな記録は向いていると思う。
記録がめんどくさいから買うのをやめよう、と思えるようになったら万々歳。
自分の思考は自分でコントロールできる。
上手に使っていけると良いな。
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ちょっと話が逸れるけど、お小遣いの記録を徹底させた母の教育には感謝している。
ちゃんと習慣化したのは、三姉妹でも長女の私だけだけど。
「お小遣い帳の記録と所持金に差がなければ月1のお小遣いがもらえる」というシステムだったから私はめちゃくちゃ気を付けていたけど、性格が出るところだよね。
私には合っている教育だったんだろうな。
(小学生の間はずっと月300円だったから今思えば、記録するまでもないような金額だったけど……笑)
お金の習慣身につけるって意外と難しいんだな、と全然性格の違う愉快な妹たちをみていると思う。