せっかち小夏のズボラな生活

20代OL気まぐれ日記

我々夫婦は誕プレ廃止します。

今年の誕生日を最後に、私たち夫婦の中で、誕生日プレゼントを渡す制度を廃止することが決定した。

 

お付き合い開始から6年。

夫婦になってから1年。

 

これまでは毎年、パートナーの誕生日にはプレゼントを考えて、

お互い一生懸命悩んだ末のプレゼントを渡してきた。

 

でも、それを辞めようということが、

2人の合意のもと、決まった。

廃止の理由

誕プレ制度の廃止の理由は大きく3つある。

 

まず一つ目は、レパートリーの枯渇。

付き合っていた頃から見ると、

誕生日だけではなく、1年ごとの記念日とクリスマスを併せて、

年に3回プレゼントを渡す機会があった。

 

どっちの希望でもなく、なんとなくそうしていただけなので、

そこまで高価なものをお互い渡しているわけではないので、

財布的にはそこまでキツくない。

ただ、渡すものがもうほとんどないのだ。

 

定番と言われる、

財布、キーケース、バッグ、イヤホン、時計、コスメ、アクセサリー、生活小物

などはもうすでにお互いプレゼント済み。

 

2人とも、一つの物を大事にするタイプだから、

数年で買い替えるなんてことはなくて、

一回あげたプレゼントをまたあげるのはきっと10年後くらい。

 

そうなってくると、本当に選ぶのが大変なのだ。

 

そして、二つ目は、2人の性格。

大体の場合、「欲しいものは自分で買う」派の2人。

自分が欲しいな、と思ったものにはこだわりも強く、

自分で吟味した上で、自分で買う。

そのため、誰かにプレゼントしてもらいたいものがない。

 

私に関しては、この話題が出た時に、

「君は、欲しくないものをもらっても嬉しくないタイプだもんね」

とパートナーに言われた。

もちろん欲しくないものでも、

「ものをもらえる」ことに対して喜びがある人もいると思うけど、

私の場合は、パートナーの言う通り、

困ったなぁとなるタイプである。

 

くれたこと(その行為)自体は嬉しいのだけど、

使わないような物をもらうと、

「もらったからにはどうにか使わなくちゃだよなぁ」という気持ちになる。

正直、そういう時は形に残らないものの方が嬉しい。

 

パートナーは、「プレゼントするなら形に残る物をあげたい」というタイプなので、

なかなかそこが難しい。

 

そして三つ目は、2人の物欲の弱さ。

そもそも、普段からあれもこれも欲しくなるタイプではない。

プレゼントする時って、

「本人が欲しい物をあげる」か「あげたいものをあげる」

という選択肢になると思うけど、

2人ともほぼ欲しいものがないから、

選ぶ時は基本後者になる。

 

これもまた難しい。

 

初めの数年は良かったけれど、

5年を超えて、そろそろ限界が見えてきた、と言うのが、

正直なところなのである。

これからはコト消費のプレゼント

というわけで、

我々夫婦は両者の合意(しかもお互い超前向きな)により、

誕プレ制度を廃止することにした。

クリスマスはひとまず残しておくことにして、

記念日のプレゼント交換も、とりあえず無しの方向だ。

 

とはいっても、お祝いをしないわけではない。

これからは、体験として、コトをプレゼントできれば良いねって話になっている。

それがどんなコトになるかわからないけど、

これからも誕生日当日のデートは変わらず行うと思うので、

その時にプレゼントになる体験を提供できれば、というようなところだ。

 

ちょっと惚気ですが。

こんなふうに、当たり前とされていることやくだらないことを議題に出しても、

真面目に話し合えて、2人のベストを決められるこの関係を結構嬉しく思っている。

結婚生活はまだまだ2年目に突入したばかり。

 

2人の楽しいを作っていけたら良いなと思う。