夏は夜。
清少納言は夏の夜に趣を感じていたみたいだけど、私は朝が好きだ。
先日、お休みの日にも関わらず、上手に眠れずに4時頃に目が覚めたまま眠れなくなってしまった。
夏バテとかもろもろが合わさってのことだと思う。夜更かしして2時くらいに眠りについたので、2時間ほどしか寝ていない。悲しく思いながらも、どうせ眠れないのなら、と散歩に出かけた。
日が登り始めた時間。
人も車もまだ少なく、静かな空間。
暑さもそこまでなく、とても快適だ。
散歩なんていつぶりだろう。
いつだって気持ちに余裕がない私はなかなかそんなゆったりと過ごすことは少ない。
時間はあっても、心の余裕がないのだ。
綺麗とか気持ちいいとか、そんな言い方が正しいのかはわからないけど、夏の朝はとても得した気分になるのだ。
犬の散歩の人とたくさんすれ違ったけど、あの人たちはいつもあんなふうに優雅な朝から1日を始めているのかな。
学生時代の朝練なんかを思い出したり。
眠りの質の改善は早急に行いたいけど、眠れない時は焦らずにこうした時間を過ごしてみてもいいのかもしれない。